時を超えて愛される傑作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。本作には数々の名場面が存在しますが、そのひとつを彩った「あるアイテム」が行方不明になっているという。この緊急事態に、キャストやスタッフ、さらには音楽界の実力者までを巻き込んでの大捜索キャンペーンを収めた特別映像が到着しました!
物語の後半、すれ違ってしまった両親を結びつけるため、主人公マーティはダンスパーティーで大奮闘。無事に二人を結びつけた後、アンコールとしてチャック・ベリーの「ジョニー・B.グッド」を披露し、ステージで熱狂的なギターソロをかき鳴らすあのシーンは、映画史に残る名場面です。

しかし、そこで使用されたギター「ギブソン ES-345」が、なんと現在行方不明だというのです。映像では、マーティ役のマイケル・J・フォックスを筆頭に、ロレイン役のリー・トンプソン、マービン役のハリー・ウォーターズ・Jr、ドク役のクリストファー・ロイド、製作のボブ・ゲイルらが、このプロジェクトのために立ち上がりました。
さらに、当時ギターを貸し出した楽器店オーナーや、本作の大ファンであり捜索に協力する人気ミュージシャン、ジェイソン・イズベルも登場するなど、事態は大きな広がりを見せています。1985年以降、行方がわからなくなっているそのギターについて、リー・トンプソンは「人々にとって大きな意味を持つ、まさに“聖杯”」とコメント。そしてクリストファー・ロイドも映画のタイトルになぞらえ、深刻な面持ちで「ロスト・トゥ・ザ・フューチャー(未来へと失われてしまった)」と語り、「見つけないと、パラドックスが生じるかもしれない」と、ドクさながらに警告しています。到着した特別映像には、この事態を解決すべく、真剣な眼差しで協力を呼びかける彼らの姿が収められています。

そして最大のハイライトは、捜索を呼びかけるマイケルの前に現れるサプライズゲストです。メガホンを片手に、「申し訳ないが、音が大きすぎる」と、劇中の台詞を再現しながら登場したのはヒューイ・ルイス。冒頭のバンドオーディションで審査員役としてマーティの演奏を止めた彼が、時を超えてマイケルと笑顔で抱き合う姿は、ファンの胸を熱くするに違いありません。
失われた“聖杯”の行方、 そして感動の再会の全貌は、特別映像で確認していただきたい。そして、あの最高のライブシーンと、色褪せない興奮を、ぜひ劇場のスクリーンで体感してください!
